「一年をどうやって計る?」
これは有名なミュージカルの曲の歌詞です。10月の終わりまできたけれど、今年はどうだったっけ?、何をしたんだっけ?と振り返っていたら、この曲を思い出しました。
仕事や勉強、家庭や健康、人間関係や組織、過去や未来・・・。
顧みる(かえりみる)ことに時間とエネルギーを注ぐのも、時に必要であると感じます。振り返ったところで、何にもなかったなと感じるかもしれません。大変だったなとか、ここまで来れてよかったと感じるかもしれません。
どのように感じたとしても、かえりみて気づいた気もちを確かめることを心理カウンセリングの中では大切にしたいと考えています。
あれはほんとにキツかった
逃げてよかった
本当のところまだよくわからない
「今はこう思う」と気もちのままに振り返り話し合える時間が、すり減ったこころを修復してくれることがあります。
落ち葉の積もる道がいつもより温かく柔らかく感じられるようなイメージを持ちつつ、行ったり来たりしながら、心理カウンセリングのプロセスを共に進んでいけたらと思います。
参考資料:Seasons of Love (1996) from"RENT" Composed by Jonathan Larson
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